毎週月曜日午前8時のタウンホール・ブリッジでは、Clubhouseのクリエーターを招いて、創業者によるタウンホールの解説やコミュニティ構築のコツを共有しています!本日(2月28日)開催されたClubhouse Townhallの完全日本語版となりますので、ご参考にしていただければ幸いです。– Translation by Chisa Harrison
今週のクラブハウス内でのハイライト
▪ New York TimesのAndrew Ross SorkinとBill Gatesの対談
▪ Lullaby ClubがPlain White T’sのTom Higgensonをゲストに迎え行ったコラボ
▪ 元ClubhouseアイコンのAbraxas HigginsとThe 15% Clubがホストした視覚障害者ユーザーへ向けてのウェルカムセッション
▪ 初のメンタルヘルスサミットや、バスケットボール選手のKevin Loveなどが参加した Noah Lichentensteinによるメンタルヘルスのラウンドテーブル
など、先週も大いに盛り上がりを見せたClubhouseコミュニティーだが、今週のハイライトは今日最終日を迎える「Black History Month」に関わってきた黒人クリエイターたちに特別スポットライトを当て、彼らのインスピレーション溢れる活動をシェアしそして彼らに感謝したい。音楽配信から文学、医療、政治、カルチャー、仮想通貨まで、今月は黒人クリエイターたちが様々なコンテンツをClubhouseにて発信していた。
まず特筆すべきは先々週大寒波に見舞われたテキサスの人々のため、Noelle Chestnut Whitmore、Harold Hughes、Julie Wenah、Nait Jones、Tony Ty、Denise Hamiltonを筆頭に、Clubhouseの黒人クリエイターたちは約$150,000に及ぶ寄付金を集めた。
そして以下の素晴らしい黒人クリエイターたちに感謝したい:
▪ ClubhouseでDreamgirlsの配信を可能にしてくれたMumu Fresh、Etienne Maurice、Leroy Church、そして全てのキャストたち
▪ コロナやワクチンについての誤解や誤った見解に対し正しい情報を提供してくれたDr Leah Stoney、Dr Frita、Sakiya、Andrea、そして他関わってくれた全ての黒人医療関係者たち
▪ 黒人コミュニティーの間でCryptoやNFTsについての知識を広めてくれたLady Phoenix、MacGyver、Crypto Basel Club
黒人カルチャーについてディスカッションしたMaisie Looping、Logic、Culture Currency
▪ アフリカ系アメリカ人作家による文学は決して画一的なものではなく、その奥深さについて語ってくれたJ. Edward Barns
▪ 黒人によるElectronic Musicを初め、アフリカ系アメリカ人が影響を持つ音楽について私たちの視野を広げてくれたInsideout Club、The Warehouse、Cornelius Harris、John Collins
▪ 建築、映画、写真、エンターテイメントにおける黒人の活躍をテーマにディスカションを行ったDarnell Stong、Felicia Horowitz
▪ 常に成長し変容を見せてくれるThe Cotton ClubのBomaniとKhadir
最後に上記から数人のクリエイターたちをステージに呼び、直接話を聞きたいと思う。
▪「Reading While Black Book Club」の運営者、J. Edward Barnes:Reading While Black Book Clubは2017年2月に始まったポッドキャスト件Book Clubで、ちょうど今年4年目のアニバーサリーを迎えたところだ。アフリカ系アメリカ人作家による文学についてディスカッションするオンラインコミュニティーとして始まったが、黒人コミュニティーが決して画一的でないように、黒人文学も作家により個性や特徴が様々であり、実際に黒人作家がゲストとしてポッドキャストに参加し自身の作品について語ってくれることもよくある。また、Montgomery市にある少年院に収容される未成年の子供たちに本を購入し寄付するための活動や、視覚障害者たちも参加しオーディオブックを通してこのコミュニティーに参加してくれたり、本を通じて異なるバックグラウンドから集まった人たちの交流の場がClubhouse上でも盛んに行われるようになっている。今後もこういった活動を続けいきたいと思っている。
▪「Lion King」のエグゼクティブプロデューサーでもあるNoelle Chestnut Whitmore:最近一番思い入れの多かった活動は大寒波に見舞われたテキサスの人々をサポートするため、Clubhouseコミュニティーからたくさんのクリエイターたちが集まり共に募金活動を行ったことだ。最初に企画したチャリティーコンサートでは始まってわずか1時間で$75,000を超える寄付金が、次に開催したSouth by Southwestによるイベントでは$150,000近い金額が集まり、その全てを被災したテキサスの人々をサポートする組織に寄付することができた。また、今月はNetflixの映画「Malcom & Marie」についてZendayaとSam Levinsonと一緒にルームをホストしたし、Bomaniとタッグを組み、音楽を通して世界の平和を願う「Global jam sessions」を予定しており、すでに34カ国からクリエイターたちが参加表明している。
▪ The Cotton Clubの運営者、Bomani:The Cotton Clubは去年8月に音楽を通じて集まったClubhouse上のコミュニティーで、毎週水曜日にルームを開いている。「Black History Month」では、Hulu配信映画「United States VS Billie Holiday」とコラボしルームをイベントを開催し、監督のLee DanielやキャストのAndra Dayをインタビューした。
▪ ミュージカル「Dreamgirls」のArtistic Director、Leroy Church:DreamgirlsのオーディオショーがClubhouseで開催された。2020年はコロナによるパンデミックや、Black Lives Mattersの動きなど、前代未聞の激動と年となった。Lion Kingのブロードウェイプロダクションに関わっていたこともあるため、大きな打撃を受けたブロードウェイにとても心を痛めている。だからこそここClubhouseで仕事を失ったアーティストたちと共に仕事ができることを誇りに思うし、この素晴らしいショーを無料でClubhouseコミュニティーに届けることで一人でも多くの人が未だ続く厳しい状況の中光を見出してくれたら嬉しく思う。このプロダクションは今日が最終日で、EST13時と19時からClubhouseにて聞くことができる。
プロダクトディベロップメントについて
先週はアップデートがなかったが、今週は二つのアップデートを予定していて、第一弾は火曜日、第二弾は週の後半をリリース目標としている。
アップデート内容:
▪ アプリ内クラブ自動作成機能:プロフィール画面から直接クラブを設立できるようになる。以前のリクエストフォームを記入するマニュアル作業及び承認プロセスはなくなりいつでもクラブの作成ができるようになる。今後更にアップデートを重ねるつもりだが、現在クラブの使用用途は多岐に渡り、とても需要が大きいことから、まずは必要最低限、アプリ内でクラブ設立がセルフで行えるようにする。
▪ 高品質オーディオ機能
アプリ外でシェア可能なプロフィール画面のリンクとクラブのリンク(現クラブ及び新規設立クラブ)
▪ ユーザーにとって関連性のないもしくは興味のないルームについてフィードバックできる機能:これにより今後より精度が高く、各ユーザーの興味の対象にあったルームが表示されやすくしていく
▪ アプリ内の通知の種類によっては物理的に選択ボタンを押さないと消えないものがある(例えば携帯のコンタクトリスト内の知り合いがClubhouseに登録した時フォローするかどうか通知がいき「Follow」と「Not yet, thx!」のボタンのうちどちらかを選択しないと通知セクションに未処理通知として残ってしまう)が、これらには有効期限をつけて古いものが通知セクションから消えるようにし、より見やすくしていく
▪ 相互フォロールームをより通知しやすくする機能
▪ 全体的なアプリのパフォーマンス向上
▪ 新しいアプリのアイコン
ここ最近のタウンホールでも繰り返し言っているが、世界レベルで急激にユーザーが増え、ここ数週間はスケーリングに注力してきた。これは今後も引き続き優先事項ではあるもの、遅れを取っていた他アップデートを今後キャッチアップし近々順次リリースしていきたいと思っている。
Q&Aセッション
以下、別途明記されていない限り、回答は全て共同創立者の一人Paul Davisonによるもの。
ディスカバリーついて
Question
「Trending room」を今後フォロー範囲外で、例えばClubhouseチームによるおすすめ度など、人気度や各ユーザーの興味の対象によりキュレートしていく予定はあるか。
Answer
ディスカバリーは何千とあるルームの中から各ユーザーに一番関連性のあるルームをより見つけやすくすることで、興味の対象にあったユーザーやクラブのフォローの提案やより関連性の高い通知機能など、ユーザーがより効果的にアプリを使えるようにするため大変重要である。質問にもあった通り、各ユーザーが選択した興味のトピックを元により関連性の高いルームがホールウェイに表示されるようにしたり、また厳密には興味範囲外でも、例えば世界的に有名な著名人がゲストとして参加するルームなどグルーバルレベルでトレンドとなるようなルームや、Clubhouseチームおすすめのルームなど、より精度の高いディスカバリーを目指しできる改善点はたくさんある。今回のリリースで追加される新しいフィードバック機能含め、今後引き続き各ユーザーがより関連性の高いルームをみつけやすくできるよう開発を重ねていく予定だ。
Question
ユーザーのプロフィール画面経由でその人がスピーカーもしくはオーディエンスとして参加しているルームが見れるようにして欲しい
Answer
現在、ホーム画面を左スワイプし出てくるサイドバー内で、相互フォローしているユーザーがどのルームに入っているかが分かり、プロフィールアイコンをタップすると「Join the room they’re listening to」というボタンが表示される。今後この機能を相互フォローだけでなく、フォローしているユーザーリストにも適用していく予定だ。
Question
ルーム内で自分のフォロワーを見つけたい場合、オーディエンスをスクロールする以外の方法はあるのか。
Answer
質問の意図はフォロワーではなく自分がフォローする友人ではないか?
前述のサイドバー以外には、ルーム内右上の3本線をタップするとそのルームに参加しているユーザーを検索することができる。現状、自分がフォローする人限定で検索できる機能はないが、ルームのサイズが拡大するにつれあると便利な機能だと思うため今後追加したい。ルーム内にはスピーカーがフォローしているユーザーが見えるセクションはあるが、逆にスピーカーをフォローしている人たちの視覚化はされていないし必要性はあまりないと思う。
フォローリミットについて
Question
なぜフォローできる数のリミットを設けているのか;Clubhouseが推奨するフォロー人数はあるのか。
Answer
現在、2,500人でキャップがされており、それに達すると一定の期間フォローできなくなるようになっている(これを「Follow jail」と言うことも)。キャップを設けている理由は、単純にフォローバックしてもらいフォロワー数を増えす目的だけで何千人とフォローをする行動を防ぐため。本来フォローするのは、コンテンツが魅力的で自分にとって意義のある発信をしてくれるであろうユーザーに絞るべきだ。フォローする人数はユーザー個々の自由だと思う。ただフォロー数が多ければ多いほど、ホールウェイに表示されるルーム数も増えるし、その分通知も増えるし関連性から外れるルームの表示頻度も増えることになる。その都度フォローリストを見直し自分の興味対象から外れるユーザーからフォローを外してアップデートしていくこともできるだろう。
ルームのオーディエンスサイズについて
Question
フォロワー数の多いユーザーがリスナーとしてルームに入るだけで、一気にそのルームのオーディエンスサイズが大きくなるのはなぜか。
Answer
通知のトリガーはフォローしているユーザーがスピーカーとなる場合だが、オーディエンスとしてルームに入った場合、通知がなくともそのルームがフィード上フォロワーから見えるようになるため、スピーカーとして入っていなくとも見つけられるようになる。
イベントスケジューリングのオーバーラップについて
Question
イベントをスケジュールする際、同時間帯に大きなイベントが行われる場合せっかく計画したイベントの集客力が落ちてしまう
Answer
同じ時間帯に参加したいルームが複数ある場合全てを同時に聞くことはできない。これは自分自身も経験したことがあり、残念ではあるが仕方のないことである。時間帯をよく吟味した上でイベントをスケジューリングしたとしても、著名人がサプライズゲストとして登場したり、前触れなく突然有名人がルームに入ってくることもあり、大勢のオーディエンスを惹きつける「ビッグイベント」ルームと自分のイベントがバッティングすることで自分のイベントがなかなか認知されないという悩みはよく理解できる。ユーザー主導のアプリなので、バッティングを完全に取り除くことはClubhouseとしてはできないが、私たちができることは、スケジューリングがしやすいよう、少なくともカレンダー内で事前に予定されている「ビッグイベント」をより見つけやすくすること、そしてPing機能を改善しより多くのユーザーたちを自分のルームに呼べるようにすること。
ルーム機能について
Question
以前のタウンホールで何度かRoomデザインの変更について話をしていたが、具体的にどのようなものになるのか。
Answer
プロダクトディベロップメントにおいて私たちが考える四つの重要事項は:
▪ Welcoming more people to Clubhouse:アンドロイド開発やアプリのローカライゼーション、など、より多くの人にClubhouseを使ってもらうこと
▪ Performance:アプリ上の不具合を減らしスケーリングをしていくこと
▪ Discovery:より関連性、興味の範囲に沿ったユーザーやルームを探しやすくすること
▪In-room experience;ルーム内でのエクスペリエンスの向上
ルーム開始後にタイトルを変更できる機能はじめ、スピーカー席とオーディエンス席間の行き来プロセス、オーディオのクオリティ、モデレーター機能など、ルーム機能をより良くするためにできることは本当にたくさんある。現状の優先順位としてはスケーリングとディスカバリーの方が高いが、ルーム内で不便に思うことがあるのであれば是非フィードバックを送って欲しい。
Question
ルームの開催時間に制限はあるのか、もしないのであればその機能を追加する予定はあるか。
また、ホールウェイで表示される各ルームの開始時間も見えるようにすればルームに入る前に使える便利な情報となるのではないか。
Answer
現在各ルームがどれだけ開いていられるか時間の制限はしていない。恐らく今までで最長のルームは12日連続で開かれたルームだと思う。もちろん場合によっては時間に制限を設けた方がいいこともあると思うが、大概、ルームが長い間開いているということは、それだけ多くの人がそのルームに出入りし、ディスカッションが続いているということなのであえて制限は設けていない。各ルームの開始時間に関しては、YouTubeのように視聴前から動画の長さが決まっているわけではなく、上記のようにディスカッションが自然と盛り上がり多くの人が出入りしながら楽しんでいるルームの場合あまり必要性がないように思うし、機能として便利な場合ももちろんあると思うが同時に誤解を招く場合もあると思う。開始時間の表示よりも、先程のルーム機能の質問で上がっていたいたように、ルーム開始後もルームのタイトルが変更できるようになることで、長い時間開催されいているルームでも入る前に今何についてディスカッションされているのかより分かりやすくなると思う。
ステージマネージメントについて
Question
ステージ(スピーカー席)に上がれる人数やモデレーター数に制限をかけることはできるか。
Answer
Clubhouseスタート当初はステージに上がれるスピーカーやモデレーターの人数制限をする案もあったが、全てのルームに適用されるべき人数制限が何人なのか決めることはできなかった。最終的には各ルームの特性による。例えばThe Cotton Clubのようなルームでは人数制限を付けるとせっかくのクリエイティビティーを潰してしまいかねない。スピーカーの人数が多くなればなるほどよりコントロールが難しくなるとはいえ、逆に多くいることで効果が発揮されることもあるし、人数制限は設けてなくそれぞれのルームに任されている。モデレーターの人数制限に関して – モデレーターの中には他者ににモデレーターバッジを与えなくてはいけないのではないかというソーシャル的なプレッシャーを感じる人もいる。スピーカーの人数が多くてもルームが機能する場合は多々あるが逆にモデレーターの数が増えすぎるのはおすすめできない。信用できない人のモデレーターバッジを渡してしまうと、自由にスピーカーを移動させたり他のモデレーターを退出させることも可能となり、場合によってはルーム内の秩序を保つことが難しくなってしまう。また、モデレーターを増やすことでそのルームへより多くのオーディエンスを誘導できると思っている人もいるがそれは違う。現状は、スピーカー及びモデレーターを何人設けるのかは各ルームに任されており、Clubhouse側から人数制限はしていない。モデレーターに関しては今後何かしらのアップデートをする可能性はあるが具体的な案はまだ決定していない。
アクションリストについて
Question
ルーム終了後もモデレーターとして入っていたルームの各モデレーターのアクションリストを見れるような機能はできるのか。例えばモデレーターが複数いた場合、誰が誰をスピーカーに上げたかなど、どのモデレーターがどんなアクションを取ったのか知りたいということだと思う。
Answer
なぜそういった機能が必要と思うのか質問者の意図があまり理解できない。モデレーターが自由にルームの流れや構成を指揮できるよう意図的にお互いのアクションを見れないようにしている。「Creator first」理念のもと、ルームをスタートしたクリエイターがルーム全体をコントロールし決定権を握ることに意義があると思う。Anu:ルーム進行中に他のモデレーターのアクションが見えるのは機能として便利かもしれないが、この質問はルーム終了後に焦点を当てている。もしかすると、モデレーターとして入っていたルームからルームクリエイターにより退出させられた場合のことを指しているのかもしれないが、これに関しても、クリエイターは自由に誰かを退出させることができるし、その人にどう思われるかを気にせずにできるべき。
アンドロイドでのローンチについて
Question
アンドロイドのアプリはいつローンチされるのか。
アンドロイドでの招待制度はどのようなものになるのか。特定の国や地域限定からスタートするのか、iOSと同じく各ユーザーからの招待制にするのか。
Answer
正に今アンドロイド用のアプリ開発中で、これを皆さんにお見せできることをとても楽しみにしている。具体的なタイムラインは決まっていないが、今後数ヶ月のスパンで動いている。招待制度に関してはiOSと同じ仕組みになると思う。世界中全ての人にClubhouseを使って欲しいと思っているが、スケーリングの状況を見つつ進めることなるとは思う。
アプリ内のクラブ作成と申請について
Question
アプリ内のクラブ自動作成機能のリリース後は、以前の申請フォームにてまだ承認待ちのクラブは自動的に承認されるのか。
Answer
もちろん。プロフィールからダイレクトに設立可能。
クラブ申請をレビューする上で、Community Guidelineや規約に反していないか見るのだが、そいういったケースもほとんどないので安心している。
クラブの運営について
Question
クラブの運営においてメンバーを増やすべきか、フォロワーを増やすべきか。
Answer
オーディエンスを増やしたいのであれば、フォロワー数もクラブのメンバー数は同じ意味を持つ。唯一異なる点は、クラブ内でプライベートトークルームを開く場合、クラブのメンバーしか参加できないことにはなる。リーチを広げたいのであれば、フォロワーを増やし、必ずしもそのフォロワーを自身が運営するクラブのメンバーにする必要はない。
マネタイゼーションについて
Question
マネタイゼーションはクラブ運営にどのような影響をもたらすのか。
Answer
範囲が広いのでハイレベルな観点から説明しようと思う。まず、マネタイゼーションが意図することはクリエイターたちが自分たちのコンテンツをマネタイズできるツールを提供していくということ。例えばクラブに参加するための費用を請求したり、サブスクリプションの支払いが発生したり、Dreamgirlsのプロダクションのように一度限りの特別なイベントへの参加費を募るなど、クラブの運営者やクリエイターたちに対しリスナーが直接支払える機能を今後作る予定だ。
クリエータープログラムについて
Question
どうやったら「クリエイタープログラム」に参加できるようになるのか
Answer
恐らく質問者はクリエイターパイロットプログラムのことを指しているのだと思うが、これは定期的にルームを開き素晴らしいコンテンツをクリエイトしているClubhouseの長期ユーザーのフォーカスグループによるパイロット制度で、どのような機能を必要としているのかなどフィードバックを聞いている。例えば新機能をリリースする際は、クリエイターパイロットプログラムのユーザーに試験的に使えってもらいフィードバックを検討してから、全てのユーザーへローンチしている。
Clubhouseの効率的な使い方について
Question
ブランドの代表者はどのようにClubhouseを使えば一番効率的になるのか。
Answer
多くのブランドからこれに関してClubhouse運営側に問い合わせが来ている。Clubhouseでは実名の一個人がアカウントを持つことを理念しているため、ブランドとしてアカウント作成はできないが、既にClubhouseで活躍の場を広げているブランドはクラブを設立し意義のある活動を行っている。もし興味がありpartnership@joinclubhouse.comまで問い合わせてくれれば、ブランド名を使いクラブを設立するお手伝いができる。ブランドを代表する一個人であるユーザーたちが今後様々なイベントやディスカションを展開していくことはとてもエキサイティングなことだと思う。
通報例について
Question
レポート(通報)されたケースはどのように調査されているのか。
バンされた場合その期間はどのように決められているのか。
Answer
コミュニティーガイドラインや規約にも書かれているが、問題のある言動がユーザーからレポートされた場合、トークの内容をTrust & Safetyチームが調査する一定期間に限り暗号化されたバッファ(Temporary encrypted buffer)を設け、調査終了後すぐ削除するという方法を取っている。ほとんどの場合は調査の結果規約に反する言動ではないという結果となり、その場合ルーム終了後トーク内容が保存されることはない。Trust & Safetyチームにより規約違反が見つかった場合、その違反の内容により警告、一定の期間アプリの使用が禁止される、またはバンとなるわけだが、期間の設定に関しては、社内にガイドラインがあり、それに沿ってケースバイケースで決定している。このガイドラインの内容は公にはできないが、ソーシャルメディアにおいて不適切な発言や危険な言動は厳しく取り締まることは非常に重要であり、経験とラーニングによりその都度ガイドラインをアップデートすることで様々なケースに対応できるよう改善していっている。
第三者へのデータ共有について
Question
Clubhouseは商用目的で第三者にデータを渡しているのか、将来その可能性はあるか
Answer
ない。プライバシーポリシーに大きく記載されている。いまのプライバシーポリシーは膨大な量が記載されている。今週末、わかりやすい内容に書き換える予定。私たちは第三者とデータを共有することはないし、集めるデータも最小限に抑えようとしている。広告に基づいたビジネスを作りたくない。従って第三者に商用目的でデータを渡すことはないし、その原則がはっきりとわかりやすく書かれたポリシーに書き換える。
アカウントのプライバシーについて
Question
フォローリクエストを承認するような機能は作られるのか
Answer
ある意味、ルームの設計ですでにやっている。Private Roomを開くときに誰が入れるかを選択することができる、Social Roomではフォローしている人のみが入室できる。クリエイターに提供したかったのはプライベートアカウントではなく、ルームでプライバシーを調整するオプション。
ブロック制度について
Question
ソフト・ブロックと完全なブロックについて
Answer
ソフト・ブロックというのは、ブロックしても相手に伝わらないことで現在使われているのはこのタイプのブロック制度。ブロックされた側からはあなたが話していルームは表示されず、入室もできない。このような形にしているのは、他のSNSと違って音声を扱っているから。もしブロックしあっていることが見れたら、同じルームにいるときにそのことを責められて居心地の悪い思いをすることになるかもしれない。フィードバックはいつでも受け付けているので、他の方法がいいと思ったら、いつでも助言をほしい。
コンテンツについて
Question
もっと増えてほしいコンテンツはどんなものか?
Answer
音声は柔軟な媒体なので、無限の可能性がある。ポッドキャスト、ミートアップ、カンファレンス、教会や会社の集い、公民館のような政治的な集会、友達との雑談、音楽や合唱の会や言語を学ぶセッション…SNSでは新しい媒介ですが、少なくともアメリカでは最も古いメディアと言える。文明誕生以来、集会に声はつきものであり、人間の基礎だと思う。何にでも使える。ひとつ選ぶとしたら、Daily News Program。朝と夜のニュースを伝える人がいて、互いにコメントをする人がいて、冗談を言ったり、ゲストを呼んだりしながら、今日何が起きるのか・何があったのかにキャッチアップするような会。オススメするのは毎日同じ時間にセッションを設けること。人に知ってもらう、親しみを持ってもらうことが大事。